転職者の臨機応変な対応が評価された例

2011.11.25

ある外資系企業でマネージャーが本国から来て面接を行うことになった。ところが当日のアクシデントは、面接に臨んだGさんを思わぬ行動に向かわせる。外資系企業が日本で積極的に人材採用するようになって久しい。というよりも、今や外資系企業という呼称そのものが、意味を失いつつあるのかもしれない。超大手と言われる国内企業に外資が入ってくるのも日常茶飯事だからだ。そして、これだけ外資系企業の採用が日常化してくると、思わぬ事象が面接時に起こったりする。

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その中でも転職者の臨機応変な対応が評価された例をご紹介したい。外資系食品企業A社は自慢の物流ノウハウを活かして、自社商品以外の商品も取り扱いたいと、買い付けの出来るスペシャリストの求人を出していた。我々の紹介した候補者の中から、選考の結果残ったGさんは三十四歳、外食企業で水産品の購買を担当していた。日本人の独特の水産品の好みを熟知し、幅広い知識を持っている。特に実際に商品にふれ、善し悪しを見分けてきた行動力が高く評価された。しかし我々としては、Gさんが最終選考に残ったのは意外であった。実はGさん、まったくといってよいほどに英語が話せなかったのである。Gさん自身も転職活動を始めた当初は、自分が外資系企業に応募することさえ想像していなかったほどだが、A社は日本独特の食材が多い水産品に関わる採用に限っては、英語能力よりもキャリアを優先させたのだった。





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